5月は、「孤独・孤立対策強化月間」です。
内閣府は、孤独・孤立対策推進室を設置し、政府一体となって孤独・孤立問題に取り組んでいます。

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目次
【孤独の状況】中高年、「日常において孤独を感じる」割合が上昇
株式会社野村総合研究所が行った孤独・孤立に関する調査によると、、過去4年間を通して孤独を感じる割合は、増減を繰り返しているが、2024年の調査では、40~50代の中高年が孤独を感じる割合が上昇している。
「孤独の状況」・「性年代別 孤独の状況」 2021~2024年

また40代以上の男性の約4割以上が「そもそも相談したいと思っていない」、3割以上が「相談したいが、する相手がいない/相談することができていいない」と回答。「相談する相手がいる/すでに誰かに相談している」と回答したのは、2割前後だったことがわかった。
一方、40代以上の女性は、「相談する相手がいる/すでに誰かに相談している」と約4割が回答しているが、約3割が「そもそも相談したいと思っていない」と回答し、その理由は「孤独に感じている事を人に知られたくないから」と回答している割合が高い。
性年代別/孤独を感じているときの相談相手の有無・そもそも相談したいと思っていない理由 (2024年)

出典
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株式会社野村総合研究所
https://www.nri.com/jp/knowledge/report/files/000046467.pdf
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調査名:孤独・孤立に関する調査
調査実施機関:2024年8月30日~9月1日
調査手法:インターネットアンケート
調査対象:全国の20代~80代の男女2,060人
【企業における孤独の状況】働き始めて5年未満の若手の5割以上が孤独を感じている
株式会社野村総合研究所が企業における孤独・孤立に関する調査によると、働き始めて5年未満の若手の5割以上が孤独を感じていることがわかった。また、別の質問では、孤独を感じている人は、孤独を感じていない人と比較して転職意向が高いこともわかった。
入社後の期間別の孤独の状況

また、企業の20代の4割以上が「一人で仕事をしているとき」に孤独を感じ、孤独感が軽減するシチュエーションとして、「誰かと食事をしているとき」や「誰かと一緒に仕事をしているとき」「仕事が充実しているとき、忙しいとき」、「気にかけてもらえていると感じるとき」と回答していることがわかった。

雑談したり、冗談が言えたり、上限関係なく意見が言え、社内がお互いに助け合える雰囲気がある方が、孤独を感じる人が少ないことも調査からうかがえた。
出典
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株式会社野村総合研究所
https://www.nri.com/jp/knowledge/report/files/000046467.pdf
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調査名:企業における孤独・孤立に関する調査
調査実施機関:2024年8月30日~9月1日
調査手法:インターネットアンケート
調査対象:全国の20代~60代の企業の正社員として勤める男女1,648人
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