【総務省】高齢者の就業
総務省から9月14日、統計からみた高齢者の姿についての取りまとめが公表されました。65歳以上人口は3619万人と前年に比べ5万人の減少しているものの、総人口に占める割合は29.4%と過去最高となっています。
また、65歳以上の就業者(*1)数は、21年連続で増加し、過去最多(*2)の930万人となることがわかりました。
(*1)就業者とは、月末1週間に収入を伴う仕事を1時間以上した者、又は月末1週間に仕事を休んでいた者
(*2)比較可能な 1968 年以降
65歳以上の就業者数の推移(2014年~2024年)

65歳以上の就業者を主な産業別にみると、「卸売業,小売業」が133万人と最も多いことがわかりました。
10年前と比較すると、「医療,福祉」が64万人増加し、10年前の約2.3倍、次いで「サービス業(他に分類されないもの)」が32万人増加、「卸売業,小売業」は26万人増加、「建設業」は21万人増加などが、増加幅の大きい産業だとうかがえます。
主な産業別65歳以上の就業者及び割合(2014年、2024年)

出典
—————————————————————————-
総務省
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1460.html
https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topi146_02.pdf
—————————————————————————–
🔒今週の会員限定記事
【新卒3年未満】正社員を退職した若年層の意識調査
【女性】理想と現実の差
ここからは正会員限定ページです。正会員はログインしてご覧ください。