目次
1.【研究】職場のリーダー・メンバーの関係の半数は、メンバー側の片想い?
株式会社パーソル総合研究所と九州大学大学が、協力企業のリーダー(304名)とメンバー(1,848名)のペアに対し期間をおいて2回実施した研究によると、メンバーはリーダーを信頼しており、リーダーもメンバーから信頼されていることを感じながらも、メンバーをあまり信頼できていない関係が半数以上であることが、うかがえました。
図表.「メンバーへの信頼」に影響する要因

図のC3「信頼の一方向不全関係」からは、メンバーはリーダーを信頼しており、リーダーもメンバーから信頼されていることを感じながらも、メンバーをあまり信頼できていない関係を表しています。すべての関係に置いて、リーダーによる「メンバーへの信頼」がメンバーとの関係性に大きく影響を与えていることが分かります。
リーダーがメンバーのことをより信頼するには、メンバーへの期待や人材観を見直すことから始めるとよいかもしれません。
出典
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パーソル総合研究所・九州大学「上司と部下の信頼関係に関する研究」
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/spiral-relationship-of-trust.html
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調査内容:協力企業のリーダー(304名)とメンバー(1,848名)のペアに対し期間をおいて2回実施
2.【調査】1年目社員の成長実感には、上司のフィードバックの「頻度」が影響大!?
ラーニングイノベーション総合研究所の社会人1年目社員の意識調査(上司とのコミュニケーション編)によると、上司からのフィードバックは気づき・成長につながっていると思うかという質問に対して、1日に複数回フィードバック(問題点を指摘し、ともに改善策を考える双方向型コミュニケーション)を受けている社会人1年目社員の87.2%が「気づき・成長につながる」(そう思う/ややそう思う)と回答しました。

調査の結果から、上司のフィードバックの頻度が多いほど、社会人1年目社員の気づき・成長実感に大きく影響していることがうかがえました。
出典
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ラーニングイノベーション総合研究所
社会人1年目社員の意識調査(上司とのコミュニケーション編)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000005749.html
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調査対象:社会人1年目の就労者 300人
3.【調査】仕事に対する「不満」が最も多いのは40代
株式会社スコラ・コンサルトは、6,000名を対象に行った「組織に関するアンケート調査」の結果を発表しました。
チーム、現在の職場、直属の上司、現在の仕事、それぞれに対する「不満」が、40代が最も多いことが分かりました。
調査結果からも、40代は多くの業務負担を抱え、ストレスやプレッシャーが大きすぎると感じる割合が、他の年代より高くなっています。
また、50~60代の「昭和の価値観」(仕事優先・会社中心)と、20~30代が重視する「令和の価値観」(ワークライフバランス重視・個の尊重)の狭間に立たされるなどの課題に直面していることも要因に上がっています。

40代は、豊富な経験と知識を持ち組織にとっても重要な存在です。40代が抱える課題を理解し、解決に向けて積極的にサポートしていくことが、組織全体の活性化につながると言えます。
出典
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株式会社スコラ・コンサルト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000073818.html
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調査対象:全国の社員100名以上の企業の一般職・管理職・役員およそ6,000名
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