1.【調査】スポットワークの実態
短期間や単発の仕事を受発注する、いわゆる「スポットワーク(スキマバイト)」の働き方が増加しています。15歳以上のスポットワークで働いている人またはスポットワークで働いたことがある人1,000名へ実施したアンケート結果から、実態が伺えます。
一度のスポットワークにおける労働時間の平均は 3.5 時間、収入 平均は 2.8 万円/月。
トラブルを相談しなかった方の理由としては「その日限りの仕事だったので、我慢すれば良いと思った」が上位。
「働くこと」へのハードルが低いことから気軽に始める方も多く、就労支援に携わるキャリコンサルタントとしても注目すべき傾向です。
出典
—————————————————————————-
連合(日本労働組合総連合会)
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20250123.pdf
—————————————————————————–
調査タイトル :スポットワークに関する調査 2025
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
15歳以上のスポットワークで働いている人または
スポットワークで働いたことがある人
◆調査期間 :2024年12月2日~12月4日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
2.【調査】20代のキャリア観に見る理想像のバランスが、理想的!
若者の成長意欲と「専門性」強化への展望を示す調査結果。
注目したいのは、「専門性」「マネジメント」「経営」のバランス。見事ではないですか?
専門性追求型だけだと誰がマネジメントするの?誰がトップになるの?となるし、マネジメントだけだと、組織の中で席が限られる。実際に経営まで携わることができるのもほんの一部だと考えると3%という現実的な数字に驚かされる。
20代が未来に描く姿に向かってアクションでき、
様々なライフイベントを経てもこの理想のバランスを追求できれば、
構造的に強靭な社会になりそう。
リンク先、「10年後の理想の姿を実現させるための行動を起こせているか」の問いには、約半数が「起こせていない」と回答。「どうやって目指すか」の具体的なアクションプラン策定とプラン実行の支援が求めらる。
出典
—————————————————————————-
ジェイック
https://www.jaic-g.com/news/pressrelease/250128/
—————————————————————————–
▼アンケート調査の概要
調査期間:2024年10月2日~2025年1月8日
調査対象:ジェイック社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20~29歳の方136名
3.【調査】健康経営申請数激増!過去5年で3.3倍
経済産業省が2014年度に「健康経営銘柄」の選定を始め、2016年度に「健康経営優良法人認定制度」を創立。社員の健康に配慮した「健康経営」によって、生産性や社員のエンゲージメントを向上することを目指します。
経済産業省からは、健康経営の実践が離職率の低下につながることが示されています。
認定を受けるには、定期健診やストレスチェックなどを徹底することに加え、従業員の健康課題の把握、メンタル不調者への対応をなど、一人ひとりを支援する組織体制の構築が求められます。
人的資本経営とも連動し、「元気にやりがいをもって働いてもらえるような環境づくり」が持続可能性を追求する「企業の在り方」として示されていることが読み取れる結果だと感じます。
出典
—————————————————————————-
サステナブル・ビジネス・マガジン alterna
https://www.alterna.co.jp/145479/
—————————————————————————–
4.【調査】大卒内定率1.7%低下
厚生労働省と文部科学省は2025年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(24年12月1日現在)を公表しました。
大学(学部)の就職内定率は84.3%で前年同期比1.7ポイント低下。
短期大学、文系・理系別(大学)、文系は84.2%(同2.0ポイント低下)、理系、男女別、全てのポイントにおいて「低下」しています。
内定辞退者は年々増加傾向にあり、一人の学生が複数企業の内定を持つ傾向がうかがえます。
内定獲得者と未獲得者のギャップを感じます。
出典
—————————————————————————-
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/11805001/001378436.pdf
—————————————————————————–